【腰椎椎間板ヘルニア治療記】〜再発から1年 痛みとつき合う日々〜

約8カ月振りの更新です。

昨年8月に再発し、年末にMRIを撮影して、手術したほうがいいレベルといわれつつもトラムセットでしのぎ続ける毎日、というのが前回まで。

前回の報告が2月の始めだったが、その後は徐々に痛みが引いていき、5月頃にはトラムセットが効いている間は痛みレベルは0、切れると2ぐらい、というところまで回復した。通勤も薬がはっちり効いていれば、スタスタと健康な時とまったく変わらない感じで歩けるようにもなったし、電車の中もつらくない。

これは、いよいよ完治が近いか。

と、ウキウキしていたのだが、その後、あっさりとぶり返してきた。それでも、前回の報告をした頃に比べればかなりましで、痛みのレベルは薬が効いていれば1、切れると3ぐらいである。その後は少しよくなって、またぶり返すというのが、だいたい3週間ぐらいのサイクルで続いている感じだ。

痛み止めだが、リリカを追加してもらうことにした。1日1回、夜に75mmカプセルを1錠だけ。リリカの処方量としては最低限の量であろう。

痛みが引いてきているのに追加したのは、トラムセットの使用量を減らしたいからである。リリカは痛みが強いときにはあまり効かないが、軽いしびれのような痛みには効果が高い。痛みが弱まってきたなら、リリカだけでもしのげるのではないか、という狙いだ。

結果的にはトラムセットをやめることはできなかったが、3時間に1錠ペースで飲んでいたのが、4〜5時間に1錠のペースに落とすことはできた。これからもリリカの併用は続けていくつもりだ。

薬も1年以上飲み続けているのだが、街医者の主治医は「痛み止めで痛みをコントロールできているなら、このまま根気強く様子を見ましょう」とのこと。

ということで、再発ヘルニアとの戦いは2年目に入りました。また変化がありましたら報告いたします。それではみなさんお大事に!

【腰椎椎間板ヘルニア治療記】〜再発から半年 痛み止めでしのぐ日々〜

コメントが増えてきたこともありまして、久しぶりにその後の経過を書きます。

手術後1年でぎっくり腰、その後、坐骨神経痛が再発。腰椎椎間板ヘルニアが再発している疑いが大きい、という状態でトラムセット(痛み止め)でしのぐ日々が続いていた、というのが前回まで。


昨年の9月下旬に街の整形外科でトラムセットを1カ月分(1日3錠)もらったのだが、痛みは徐々に増してくる。

特につらいのが通勤電車。朝は起きてすぐに薬を飲んで出かけるのだが、それでも満員電車でつらい体勢が続くと、涙がちょちょ切れることも。帰りは時間が日によって異なるので、薬が切れかかるタイミングで電車にのるとかなりつらい。あるときは、近くにいる人が私のことを変な目でじろじろ見るので「なんだろう?」と思ったら、無意識のうちに「うーん、ぐおおー」とか、うなっていたのであった。

駅まで片道15分の道のりも、ヨタヨタ歩いて20分ほどかかる状態。このままだと通勤もできなくなってまた手術するしかないかな、と思い始めていたのが昨年10月のことだ。

10月下旬に街の整形外科で、痛みが増してきたことを告げると「トラムセットを増やしましょう。最大の8錠で処方しましょうか?」とのこと。この先生、リリカは出したがらないのに、トラムセットはホイホイ出してくれる(笑)。
全部きっちり飲む必要はなくて、自分である程度加減していいとのことだ。

処方箋をもらって薬局に出すと、薬剤師さんがビックリしている。「1日……8錠ですか?」と聞くので、「はあ、自分で加減して飲めと言われました」と答えると「ああ、そう……ですよね。副作用もありますから、様子を見ながら飲んでくださいね」と心配そうに言う。薬剤師さんにとってトラムセットは危険な強い薬なんだろう。

ネットで調べてみると、トラムセットを飲んで、副作用でひどいめにあった、という報告が多々見つかる(ちなみにリリカのほうがひどいめにあった、という報告は多い)。私の場合は、便秘が一番顕著で、これはお通じの良くなる漢方薬の「麻子仁丸」を飲むことで対処できている。他に、軽い吐き気もあるが、そんなにつらくないレベル。一応吐き気を抑えるプリンペランという薬のジェネリックプラミールというのをもらっているが、これはあまり飲んでいない。また、軽いめまいというか、体がふわふわした感じになることもあるが、これはつらいというより、むしろ気持ちがいい(笑)。

ということで、私はトラムセットが全然つらくないのでバンバン飲んでいる。処方では1回2錠で朝昼晩と就寝前の4回なのだが、これだと飲んでから4時間ほどで切れて、次に飲むまでがきつい。そこで、起きてすぐに1錠、そこからだいたい3時間おきに1錠ずつ飲んで、さらに電車で帰宅する前に1錠飲んでおく、という方法に切り替えたところ、いい具合でしのげている。

とはいえ、痛みはあることはあるので、トラムセットを飲んでいればつらくないと言えば嘘になる。ただ、私はフリーライターで週の内半分ほどは自宅で原稿を書いているため、なんとかしのげているのだ。これが毎日通勤するとなると、話がだいぶ違ってくるだろう。

さて、整形外科ではトラムセットの処方の他に、仙骨ブロック注射も勧められた。そこそこ痛い上に、手術前に1度打ったときはまったく効果がなかったので、あまり気は進まなかったのだが、今度は症状が比較的軽いので効果があるかもと打ってみることに。すると、注射直後は効果がないものの、2〜3日すると一時的に痛みが治まる。もって2日ぐらいなのだが「多少なりとも効果が出たのは良い兆候」と先生が言うので、その後は2週間に1回のペースで続けている。

そんなこんなで過ごして12月になった。痛みの状況は相変わらずだったのだが、先生から「このあたりでMRI撮っておきますか。ヘルニアは間違いないと思うけど、どんな具合か確認したいので」と言われる。街の整形外科にはMRIがないのだが、近くの関連病院で撮れるとのこと。私もどんな状態なのかはっきりさせたかったので、年末に撮影した。

MRIの結果は、やはり椎間板ヘルニアで間違いなかった。前回手術したところとまったく同じ場所(L4/L5)とのことである。ちなみに、手術をした病院のMRI画像はもらってきていないのだが、手術で骨を削るのでその跡で分かるとのことだ。

「かなり出ているので、手術を勧めてもおかしくないレベルですねえ。ただ、手術をしても完全に治る保証はないですし、トラムセットとブロック注射でしのげるなら、数カ月頑張って様子を見たほうがいいかもしれない。決めるのはご自身ですけどね。手術希望ならすぐに紹介状を書けますよ」と言われた。

痛みは続いていたが、それでも10月〜11月頃のピーク時を5とすれば、この頃は4か、日によって3ぐらいまで落ち着いていたので、手術は回避して様子を見ることにする。

ということで、この日記を書いている時点で、MRI撮影から1カ月半ほど経っているのだが、痛みは……ほとんど変わっていない。坐骨神経痛の痛みは実にしつこいのだ。ただ、最近は痛みのある状態にも慣れてしまったので、いま以上に痛みが強くならなければ、1年でも2年でも耐えてやろうと思っている。

ではまた、状況に変化がありましたら、報告します。

【腰椎椎間板ヘルニア治療記】〜術後1年 坐骨神経痛再び〜

久しぶりの更新です。
このブログはヘラブナ釣りの研究目的で始めたのですが、釣りはなかなか再開できず、すっかりヘルニア専門のブログになってしまいました(笑)

今回は通院と薬を再び飲むことになったので、その後の報告です。


昨年12月に通院したのを最後に整形外科には通っていなかったのだが、今年6月の末に軽めのぎっくり腰が出た。歩けないほどではないが、そこそこの痛みで、ある程度痛みが引くまではコルセットをつけてしのいでいた。

1カ月半ほどで腰の痛みは引いてきたのだが、その直後におしりに鈍い痛みが出始める。同時に足先にもそこそこ強いしびれ感。

やばい……、この痛みは昨年の入院前のものと同じだ。

また激痛に襲われて、入院〜手術コースになってしまうのか、とビビッていたのだが、幸い超激痛まで悪化することはなかった。ただ、長時間座り仕事をするとかなりきつい。昨年もらったトラムセット(強い痛み止め)が残っていたので、しばらくはそれでしのいでいた。

8月末に手持ちのトラムセットが底をついたので、10カ月振りぐらいで手術をした整形外科を訪問。もともと何もなくても1年に1回は定期検査で受診するよう言われていたので、それも兼ねて受診したのである。

レントゲンを撮った結果は、昨年とほとんど変化なし。脊椎管狭窄が進行していることが一番心配だったので、それはなさそうということで一安心だ。ただ、痛みが長く続くようなら、ヘルニアが再発している恐れもあるので、MRIを撮ったほうがいいとのこと。その日はトラムセットを出しましょうか、と言われたが、効き目の緩やかなリリカを希望して、そちらを2か月分もらって帰宅。

リリカを飲み始めて数日したところで痛みが増してきた。どうも、緩やかな効き目のリリカだけではつらい。そこで、一週間後に整形外科を再受診して、トラムセット2週間分を追加で出してもらった。

トラムセットはさすがに良く効いて、1回1錠を飲むと30分ほどで楽になってそれが5時間近く持続する。ただ、絶好調で効いている時間は2〜3時間で、それ以降は徐々に効き目が薄れて痛みが出てくる感じだ。

9月下旬、2週間分のトラムセットが切れる頃になっても痛みはまだ続いていた。というか、むしろ痛みが少しずつ増してきている感じだ。さらに薬の追加をもらいにいこうと思ったのだが、手術をした病院は少し遠いうえに1時間半は確実に待たされる。当時仕事が立て込んでいて、ちょっと通院が厳しかったので、昨年入院前に受診した近所の整形外科に行ってみることにした。

私のカルテは残っていて、別の病院に緊急入院して手術したことを説明。嫌がられるかと思ったが、快く対応してくれてトラムセットを一カ月分出してくれた。

ところで、街の整形外科の先生は「リリカはあまり出したくない」と言う。なんでも、腎臓に負担が掛かるそうで、「トラムセットでしのげるなら、なるべくそっちだけで行きましょう」とのことである。


ということで、手術から1年、坐骨神経痛の復活により再び薬漬けの生活に逆戻りしています。もっともこれは予想できたこと。今後は軽い運動を続けて腰回りの筋力アップと、体重を少し絞ることを目標に頑張って行きます。

【腰椎椎間板ヘルニア治療記】〜術後四カ月 完治?〜

少し間が空いてしまいましたが、11月末に二カ月ぶりに通院してきましたので報告です。

まず、この二カ月間でもらった薬は14日分だけ。当初は不安もあったが、飲まないでいてもほとんど問題なし。徹夜仕事や出張のときだけはしびれや軽い痛みが出るので、リリカを1錠だけ飲んでましたが、それ以外は薬なしでも大丈夫。ということで、14日分の薬を二カ月で半分ほど消費しただけだった。

通院は、レントゲン撮影のみ。懸念されていた椎間板の狭窄はいまのところ進行している様子はなしとのこと。主治医に「薬はどうしますか?」と聞かれたので、「なしでも大丈夫と思います」と答えたところ、「じゃあなしにしましょうか」とあっさりお役御免。そして、次回通院の予約はなしで、半年から1年ぐらいで検査に来てくださいとのこと。

薬も処方されず、次回通院の予約もなし、ということで、これは完治と見て良さそうだ。発症したのが6月中旬ぐらいなので、およそ五カ月半で完治である。まだ油断はできないものの、一安心である。

……と、思っていたのも束の間。

実は最後の通院の翌週、腰痛が出てしまった。ぎっくり腰の軽いやつで、寝た状態から起きると結構な痛みが出る。しばらく起きてると、まあ我慢できる痛みまで治まる感じ。それでも長時間の仕事はきついので、数日は手術直後に使用していたコルセットを巻いてしのいだ。まあ、高いお金で作ったコルセットなので、こういうときに利用せねば。

椎間板ヘルニアを発症する直前のぎっくり腰に比べると大分軽いので、再発というわけではないと思っているが、もしかすると脊椎の狭窄が進行してしまったのかもしれない。手術をしてからは、足の軽いしびれや痛みはあっても、ぎっくり腰や腰痛はまったくなかったので、その点は気がかりだ。もう少し様子を見て、たびたび腰痛が出るようなら、レントゲンを撮ってもらったほうが良さそうである。

ということで、また通院するようなら、あらためて報告します。

【腰椎椎間板ヘルニア治療記】〜術後二カ月〜

嬉しいことに同じ病気の方からコメントをいただきました。いえ、皆さん苦しんでいる最中なので嬉しいというのは申し訳ないのですが、同病の人同士にしかわからない痛みですからね。

さて、ちょうど今日は通院の日でもあったので、その後の経過をさらっと書いておきます。


8月5日に抜糸したあと、次の通院は26日。簡単な問診で薬をもらって終わり。薬は以前と同じで疎経活血湯、リリカ、トラムセット。リリカ、トラムセットの分量は夜の1錠のみに減った。減らした直後は、軽い痛みやしびれを感じることが多くなったが、つらいというほどではなし。一週間ぐらいで体が慣れたのか、痛みもだいぶ引いてきた。

次の通院は約一か月後の今日、9月30日。この間ごく軽い痛みやしびれはあるものの、つらいほどの痛みはなし。病院ではレントゲンを撮ったが、特に異常はなし。

私の場合、ヘルニアをとった第4腰椎と第5腰椎の間が他の部分よりも狭窄しているのだが、これは入院前から分かっていたこと。懸念されるのは、ヘルニアを摘出したことで、狭窄の症状がさらに進むことなのだが、レントゲン所見ではいまのところ問題なしということだ。ただし、狭窄していることは事実なので、今後生活している中で、ぎっくり腰などは出やすいらしい。今後も定期的にレントゲンを撮って状態を監視していく必要はあるようだ。

次の通院は二か月後となった。薬は、14日分だけ処方された。これは14日飲んだら終わり、ということではなくて、自分で加減して2〜3日に1回程度飲むようにということらしい。それで痛みが強くなるようなら、来院すれば追加で薬を出すとのことである。逆に少ない薬でも二か月間乗り切れるようなら、次回は薬は終わりになるかもしれない。

ということで、治療記の次回は二か月後の予定。次はいよいよ完治の報告ができるかもしれない。

ちなみに、このブログの本編のヘラブナ釣りのほうは、10月中には再開する予定だ。腰に負担がかからないような方法を模索中である。

【腰椎椎間板ヘルニア治療記】〜退院後〜

手術から4日後の7月26日にスピード退院したその後の経過です。

まず、肝心の坐骨神経痛の痛みのほうは、まったく0になったかというとそうでもなくて、軽い痛みは感じていた。といっても日常生活になんら支障はないレベルで気にはならない。

腰のキズあとの痛みのほうが痛みレベルは強いが、こちらは神経痛の痛みとは質が異なり、普通の切り傷系の痛みなので、徐々に治ることが予想できるので、これも気にならない。

7月31日(水)に退院後最初の通院。

抜糸を期待していたが、この日はキズの消毒と薬の追加だけ。抜糸は次回通院の際に行う予定とのことだ。薬はトラムセットが1日4回(各1錠)が1日3回に減った。というか、主治医に「就寝前は飲まなくても大丈夫そう」と自己申告したら減らしてもらえた。トラムセットは新薬で高い薬なので、少しでも減ったほうが経済的にありがたい。

翌日は、市役所の健康保険課にコルセットの代金の保険適用申請に行った。これでコルセット代金2万6千円の7割が戻ってくる……のだが、申請書を提出すると、「書類の受理後に審査があるので3カ月ほどかかります」と説明される。3カ月もいったい何を審査するというのか、まったくもってお役所仕事であるが、クレームをつけても始まらないので、大人しく引き下がった。

8月5日(月)退院後二度目の通院。

この日は待ちに待った抜糸の日。診察の前に血液検査とレントゲンを撮った。キズの経過は順調とのことで予定通り抜糸してもらった。絆創膏はまだ貼られてしまったが、帰宅後シャワーを浴びる際にはがしてしまって構わないとのこと。ようやくスッキリする。

血液検査は、主に白血球数とCRP(炎症の度合いが分かる項目)の数値を見ているようだが、こちらは問題なし。中性脂肪コレステロール値がまだ少し悪いが、こちらは内科の領分なので整形外科ではおとがめなし。レントゲンの結果も問題なしとのことで、次回通院は3週間後となった。

薬はトラムセットが朝晩の2回、リリカは夜の2カプセルが1カプセルにそれぞれ減った。痛みのレベルとしては、もう薬を飲まなくてもよさそうなほどなのだが、神経痛の痛み止めは、ロキソニンなどの系統とは性質が異なるため、急にやめると痛みがぶり返す恐れがあるとのことで、徐々に減らすとのことだ。

薬の変更がもうひとつ。退院時に処方された漢方薬の「五苓散」が中止になって、代わりに「疎経活血湯」が処方された。五苓散は効能書きを読んでもいまいち意味がわからなかったが、疎経活血湯のほうは、腰痛、神経痛などに効く薬とのことで、こちらは分かりやすいので納得感がある。

軽い坐骨神経痛が続いていることを主治医に言うと、「そういう名残りのような痛みはしばらく続くでしょうね。まだ無茶はできませんよ」とのことである。

コルセット生活も最低一カ月は続くとのことで、完治まではもうしばらく時間がかかるようだ。

【腰椎椎間板ヘルニア治療記】〜薬のまとめ〜

前回まででひと区切りとなった治療記ですが、肝心のヘラブナ釣りを再開するまでにはもう少し時間がかかりそうなので、引き続き治療記を書いて行きます。

今回は、治療中に処方された薬についてまとめてみます(点滴や注射は除きます)。

まずは、手術した病院の前に行った街の整形外科で処方された薬。

【7月1日(月)初診にて】
 トラムセット配合錠(オピオイド系(麻薬の一種)の痛み止め)
 ロキソニン錠60mg(一般的な消炎鎮痛剤)
 ムコスタ錠100mg(一般的な胃薬。ロキソニンが胃にダメージを与えるため、セットで処方されることが多い)
以上3錠は1日3回、、1回1錠、毎食後、各7日分

 プリンペラン錠5(制吐剤。トラムセットの副作用の吐き気を抑えるため)
1日3回、毎食前、7日分

 ロキソニンテープ100mg 10cm×14cm
1日1回、14枚

初診時にもらった薬で、このときは仙骨硬膜外ブロック注射も打ちましたが、結果的にはまったく痛みは引かず、翌日さらに痛みが増しました(笑)
薬代は1420円なり。意外に安いですね。

【7月3日(水)再診(妻が代理で薬の処方を受ける)】
 トラムセット配合錠
1日4回、1回2錠、毎食後、7日分
 リリカカプセル75mg(中枢神経に作用する神経性疼痛の緩和に有効な痛み止めの一種)
1日1回、1回1カプセル、就寝前、7日分
 プリンペラン錠5
 ツムラ126麻子仁丸エキス顆粒(医療用)7.5g(便通がよくなる漢方薬。トラムセットの副作用である便秘防止のため)
1日3回、1回1錠(1袋)、毎食前、各7日分

この日は、午後に救急車を呼んで入院した日。朝電話して午前中に妻が代理で薬をもらってきました。トラムセットの1回2錠、1日4回というのは、限界量で、この量を服用し続けるのは危険らしい。入院した病院で処方された薬を見せたらビックリされて、1回1錠に修正されて入院後も飲んでました。もちろん街医者が無理な処方をしたわけじゃなく、なんとか自力で通院できるようにするために、特別に限界量を処方してくれたのです。
薬代は2190円なり。

【入院後に変更された薬】
トラムセット
1日4回、1回1錠に変更。退院後は1日3回になりました。

リリカカプセル
当初は同じで、その後朝1カプセルと夕1カプセル+50mgに。飲むタイミングは就寝前から食後になりました。さらに入院10日目ぐらいからは朝1カプセル、夕2カプセルに増量し現在に至ります。

プリンペラン錠(吐き気止め)は、入院した病院では在庫がないとのことで、同じ成分のジェネリック薬であるエリーテン錠に変更されました。吐き気がなければ飲まなくてもいいということで、現在は頓服薬扱いになっていますが滅多に飲んでいません。

ツムラの麻子仁丸(便通を良くする薬)も在庫なしで、こちらは漢方薬からマグラックスという錠剤の緩下剤に変更になりました。1回2錠毎食後ですが、こちらも便の状態に合わせて調節して良いとのことで、現在は1回1錠、少し便が硬いなと感じたら2錠飲むようにしています。

【入院後に追加された薬】
リマプロストアルファデクス錠5ug
血流を良くして神経痛を緩和する薬です。手術の前日までで中止となりました。

ジャヌビア錠50mg
糖尿病の薬です。整形外科で手術するのに血糖値が高いと術後の回復が悪くなるので、血糖値のコントロールをされます。今後も飲み続けるかどうかは、後日内科を受診した際に決まるようです。

ツムラ五苓散エキス顆粒(医療用)
こちらは退院時に処方された漢方薬。なんか効果がよくわからない薬なのですが、代謝を良くしたり、総合的に体調を良くする効果があるようなことを言ってました。


現在も飲んでいる薬をまとめますと、以下のようになります。

 トラムセット(痛み止め)
 リリカカプセル(神経痛緩和)
 ツムラ五苓散エキス(効果不明)
 ジャヌビア(糖尿病)
 マグラックス(緩緩下剤)※頓服
 エリーテン(吐き気止め)※頓服

【薬を飲んだ感想など】
トラムセット
慣れるまでは体がフワフワします。便秘気味にもなります。吐き気はたまーに感じます。
痛み止めの効果は、激痛のときはほとんど効かない感じがしますが、ある程度和らいでくると、効き目を感じられるようになります。飲んでから5時間ぐらいで効き目が終わるようです。病院の夕食は18時で消灯は21時なのですが、就寝前の1錠は21時には飲まずに、そのまま寝ると23時過ぎに痛みで目が覚めるので、そのときに飲むようにしていました。いまでもこれが切れると弱い痛みを感じます。

リリカは、慣れるまでは体が熱くなって、その後かなり眠気が来ます。というか寝ちゃいます。増量するときは少しずつ増やすのですが、増やした直後はまた眠気が来ます。2〜3日で慣れるみたいです。
この薬は痛み止めではあるのですが、通常の痛み止めとは仕組みがかなり異なるので、利き方も違うみたいです。直接的に痛みを緩和するのではなくて、遠回しに痛みのレベルを少しだけ下げてくれる感じ。効果は1日中途切れずに一定して効いている感じです。

トラムセットが10の痛みを5時間だけ6ぐらいにしてくれるとすれば、リリカは10の痛みを1日中8ぐらいにしてくれるイメージでしょうか。

薬についてはこんなところです。

さて、退院後1週間経過した状況ですが、キズは順調に回復中。お楽しみの抜糸は来週月曜日を予定しています。
坐骨神経痛の痛みは、少しだけ残っています。眉をしかめないで済む程度の軽い痛みですが、左臀部や左足太もも、ふくらはぎが痛みます。足先のしびれもたまに感じます。

主治医によると、神経が圧迫されていた際の名残のようなもので、心配する必要はないが、しばらくは無理は禁物とのことでした。
来週の抜糸時に、血液検査とレントゲンも撮るようなので、また経過などをお知らせします。